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Field Notes #01:ゴムライフル(スリングライフル)での鴨猟、5品のジビエ料理で食べる。

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最終更新日:

本記事はコラムです。

ご注意
  • 本記事には獲物の画像が含まれます。苦手な方は閲覧しないようにご注意ください。
  • ゴムライフルでのハンティングにあたっては、狩猟法(鳥獣保護管理法)に従って、適切な区域、時期、鳥獣種類などを守り、安全に行う必要があります。
GOMRIFLE Field Notes #01
鴨料理(ヒーロー画像)
今回は、獲れた鴨肉を使って5品の料理を作る。

1. 出猟

1月のある休日の昼下がり、ふと思い立ち鴨猟に出かけることにしました。

気軽に狩猟へ行けるのが、ゴムライフルの強み。身近な自然環境が猟場へと変わります。

バッグにライフルを入れ、トランクに積み込んでいざ出猟。

出猟
今回の相棒には筆者愛用のターポン型を選択。レバー給弾式で使い勝手に優れる。

とはいえ、ふらっと出かけて猟果を上げられるほど、ゴム銃での狩猟は簡単ではありません。
所持許可が不要な代わり、射程距離は空気銃や散弾銃に比べてかなり短く、重い弾はドロップも激しいので、確実に獲るには30m以内には近づきたいところです。

何箇所か回ったものの、猟期後半の鴨たちの警戒心は強く、50mほどで飛ばれてしまいます。

飛び立つカモ
公園では寄ってくるカルガモも、猟場では警戒心が強い。(イメージ画像)

日が傾いてきたので、最後の1カ所へ。
ラストはいつも小さな群れを見かける小川へ来てみました。

田の中を流れる小川
両岸に張り出したボサは、鴨たちの格好の隠れ家になっている。

田園地帯の中を流れる小川は、人通りが少なく静かな猟場になっています。

少し先に二羽でまとまっているカルガモが、やはり今日も見えました。

貴重なチャンス、土手の死角を使って慎重に距離を詰めます。

獲物までの距離、約30mでゴムをセット。
マガジンも残弾を確認してライフルに装着。
既に射程圏内ですが、引き続き身を隠しながらギリギリまで接近します。
草まみれになりながらも、ゆっくりと静かに。

準備の手元
ターポン型は着脱式のマガジンで、ゴム引きの後から弾を装填できる。(イメージ画像)

レーザー距離計を取り出して測定すると、距離はおよそ21mです。
まだこちらに気づいていないのか、あるいは寒くて動きたくないのか、鴨たちは首を体にうずめて動く様子はありません。
呼吸を整え、リバースレバーを操作して弾を装填します。

チャージされたターポン型
射撃の前には必ず鳥の種類と周囲の安全を確認する。距離も測れるレーザー距離計が便利。(イメージ画像)

発射。命中。
カモは何度かバタバタと羽ばたいたのち動きを止め、また静けさが戻りました。

念のためすぐに2射目を準備します。カルガモは鳥猟では大物の部類で、当たり方が悪いと逃げられることもあるため、気は抜けません。

近づいてみると、何組かいた群れはいなくなっていました。撃ったカモは動く気配がありません。
急いで道具を伸ばして、回収します。

獲れたカルガモ
回収したカルガモ。翼鏡が青く光り美しい。

手に取ってみると、1.5kgほどはある立派なオスのカルガモでした。

コンディション

時刻
16:30頃(⽇没前)
時期
1月
天候
曇り~晴れ/気温5℃前後/風やや強め
ポイント
田の中を流れる小川
距離
およそ21m
ギア
SSR-LCT-25 ターポン型スリングライフル
発射ゴム
TG-22S
SB1-9 スチール球形弾

2. 持ち帰り~精肉

捕獲は狩猟の一つのゴールではありますが、同時に忙しい時間のスタートでもあります。

まずは下処理、そして解体、料理。

肉の風味は、捕獲後の扱いに左右されるといわれます。

2-1. まず最優先は状態の確認

まずは、着弾点と全体の状態を確認します。

ダメージが内臓まで影響している場合や、気温が高い場合には傷みが早く進むことがあるため、状況によっては優先して処理したり、冷却する必要があります。

今回はヘッドに命中し、ボディへのダメージは見当たりませんでした。

気温は5℃で風もあり、夕暮れが近づくにつれて一段と冷え込んできました。

状態も良いので無理に作業を増やさず、帰宅してからゆっくり処理する判断にしました。

2-2. 帰宅

カルガモの熟成
下処理を終えたら、熟成に入る。今回は内臓を除去したが、取らずに香りを肉へ移す場合もある。

速やかに下処理に入り、今回は新聞紙にくるんで1週間ほど熟成させてから精肉にします。
精肉までの工程は大まかには以下の通りです。

  • 下処理(血抜き→羽むしり→モツ取り出し)
  • 保存・熟成(丸鴨の状態で新聞紙にくるんで数日~1週間の熟成)
  • 解体精肉(胸肉、もも、手羽、ガラの分離)

下処理・解体の詳細は 「カモ下処理ガイド」にまとめています。
鴨を獲った際には、是非参考にしてみてください。

下処理・解体・保存のガイド → (準備中)

3. 今回のメニュー

今回は、ゆっくり時間を確保できたこともあり、状態を見ながらじっくり熟成させることができました。

仕上がりも良好だったので、同じ一羽から5種類のジビエ料理に挑戦してみます。メニューは次の通りです。

MENU
  • 胸肉 → ロースト
  • モモ&手羽 → コンフィ
  • ガラ → コンソメスープ
  • モツ(砂肝・ハツ)と胸肉 → 炭火焼
  • レバー → レバーペースト

4. 1羽の鴨から完成した5品

今回はフードスペシャリストのNさんに監修いただき、以下のように仕上がりました。ありがとうございました。

※レシピは各記事から確認できます。ぜひ参考にしてみてください。

4-1. 鴨ガラのコンソメスープ

ガラからは良いダシが出るので、今回はスープにしています。
やや濁った仕上がりとなっていますが、沸騰させないことで透明に煮出すこともできるそうです。

・鴨ガラ出汁の取り方レシピ → (準備中)

鴨ガラ出汁のコンソメスープ
野菜のうまみとカモの野性味が、温かいスープで冷えた体に染みわたる。

4-2. 鴨胸肉のロースト

本日の主役です。
休ませながら丁寧に火入れすることで、柔らかくきれいに仕上がりました。
ビーツのソースを敷いて、焼きネギを添え、仕上げに焦がしはちみつのソースをかけます。

・鴨胸肉のローストのレシピ → (準備中)

カルガモのロースト
鴨と言えば、やはり胸肉のロースト。

4-3. 鴨モモ&手羽のコンフィ

硬くなりやすいモモと手羽は、炊飯器で手軽に低温調理ができます。
最後に皮目を焼きあげてパリッと仕上げています。

・鴨肉のコンフィのレシピ → (準備中)

鴨モモ&手羽のコンフィ
せっかくなので足をつけたままで。

4-4. 鴨の炭火焼

塩を打っただけのシンプルな焼きでも、非常に美味です。
ビールやワインがあると良いつまみになります。

鴨の炭火焼(焼肉)
塩を振って焼いただけで、鴨の味がよく分かる。
鴨の炭火焼(焼肉)
砂肝やハツなどのモツも美味。

4-5. 鴨のレバーペースト

多めのバターを仕上げに使いましたが、レバーは少量でも十分にコクと旨味が出ます。
トーストに合わせると、朝食がぐっと贅沢になります。

・鴨のレバーペーストのレシピ → (準備中)

鴨のレバーペースト
1羽分のレバーでも、しっかりとしたレバー感があります。

5. おわりに

今回は、ゴムライフルで獲った鴨を、ガラスープ、ロースト、コンフィ、炭火焼、レバーペーストの5品に仕上げてみました。
一羽を余さず活用することで、これだけのメニューを用意することが出来ました。

下処理や解体の流れは 「鴨下処理ガイド(下処理・解体・保存)」(準備中) にまとめています。今回ご紹介した5品のうち、いくつかはレシピを独立記事として順次まとめる予定です。気になるものからぜひ試してみてください!

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本記事の著者

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